Q.お葬式をする意味は何ですか?          

A.お葬式とは、家族や親族が亡くなられた方をあの世に送り出す宗教儀礼で、僧侶が故人を仏の世界へと導き入れる意味があります。家族葬や直葬など、お葬式が簡略化される一方、同じ世界で同じ時を過ごした家族や親族を送り出したいという想いや祈りを捧げる場でもあります。故人の想いとご遺族の願いをやすらかに掬い受けるのがお寺の役目であり、生きている方が亡くなった方と向き合う大切な「場」がお葬式です。

Q.遺骨で葬儀をしてもいいのですか?

A.日本の多くの地域では、お通夜・ご葬儀の後に火葬をする流れが一般的ですが、地域によってはお骨でご葬儀を営むのが通例な場合もあります。地域による風習の違いはありますが、ご遺体でのご葬儀も遺骨でのご葬儀も仏教の教義ではいづれも否定されるものではないのでご安心ください。

Q.亡くなってから遺骨にするまでの手続きはどうしたら良いですか?

A.ご遺体を火葬するためには役所へ死亡届けを提出し、火葬許可証を受け取る必要があります。ご家族で手続きをする事も可能ですが、火葬までの手続きは葬儀社が代行する事が一般的です。

Q.圓成寺で火葬の手配をお願いする事はできますか?

A.圓成寺ではご遺骨にするまでの手続きは行っておりません。

Q.火葬後にすぐ遺骨葬を行う事はできますか?

A.火葬された当日はご遺骨葬ができない場合がありますが、できる限りお時間の調整をさせていただきますので、お問合せください。

Q.宗派がわからないのですが、遺骨葬をしてもらえますか?

A.圓成寺では宗派を問わずにご遺骨葬を賜ります。

Q.県外に住んでいますが遺骨葬をしてもらえますか?

A.どこにお住まいの方でも圓成寺にご遺骨をご持参頂ければ行えますので、ご相談ください。

Q.直葬を済ませ、遺骨にしてから1年以上経っています。遺骨葬をしてもらえますか?

A.時間の経過に関わらず、遺されたご遺族が故人を想う気持ちが何より大切だと考えております。ご遺骨を前にお寺で僧侶がしっかりと弔い、ご遺族のお気持ちにお応えします。

Q.圓成寺で遺骨葬をした後、檀家にならなければなりませんか?

A.檀家になる事の強制はいたしません。お彼岸や年忌法要などのお知らせはご希望をお伺いした上で、ご案内させていただきます。

Q.お墓は必要ですか?

A.少子高齢化の影響で墓地の継承者がいない場合が増えてきているのが現状です。その為、お葬式の多様化に伴い、納骨の方法も多様化しております。納骨は墓石が必要なお墓だけでなく、樹木を墓標とする樹木葬や、継承者を必要としない永代供養を選ばれる方が増えています。圓成寺ではご遺骨葬の後のフォローもさせて頂きますのでご相談下さい。

Q.遺骨葬の費用とは別にお心付けは必要ですか?

A.遺骨葬の費用(20万)はお布施として頂戴しておりますので、別途でお寺へのお布施やお心付けは不要です。

Q.圓成寺でご遺体でのお葬式はできますか?

A.可能な限り対応させて頂きますのでご相談ください。